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ワイヤー矯正中に「避けたほうがいい食べ物」を調べると、
グミ・カレー・ナッツ・コーヒーなど、日常的によく食べるものがNGリストに入っていて、「えっ、これもダメなの?」と驚いた人も多いのではないでしょうか。
私自身、矯正を始めた頃にそれらを見て、
「えっ、餅も?グミも?カレーもダメなの…?」とびっくりしました。
ですが、実際に約2年にわたってワイヤー矯正生活をしてきて分かったのは、
「食べてみたら、意外と問題ないものも多い」という事実。
逆に、**「こればっかりは本当にやめておいた方がいい…」**と感じた食べ物も、何度も体験してきました。
(実際、装置が何度か壊れました…)
- 本当に避けるべきだった食べ物
- ネットではNGと言われがちだけど、意外と大丈夫だった食べ物
この2つをリアルな視点で正直に紹介していきます。
「これから矯正を始めるけど、どこまで気をつけるべき?」「我慢ばかりの生活になるのが不安…」
そんな方にこそ読んでほしい内容です。
一般的にワイヤー矯正中に避けたほうがいいと言われている食べ物とは?
ワイヤー矯正中は、装置の破損や着色、清掃のしづらさなどの理由から、食べるのを控えた方がいいとされる食べ物があります。
主に以下の4つのタイプに分類されます:
分類 | 内容の特徴 | 具体例 |
---|---|---|
硬い食べ物 | 噛むと装置に強い力がかかり、ブラケットやワイヤーが壊れる可能性がある | 煎餅、りんご丸かじり、硬い肉 |
着色しやすい食べ物 | 装置や固定用のゴムが着色してしまい、見た目の清潔感が損なわれる | カレー、ブラックコーヒー、紅茶、ケチャップ |
粘り気のある食べ物 | 歯にくっつきやすく、装置に絡まって取れにくい | 餅、キャラメル、グミ、ガム |
絡まりやすい食べ物 | ワイヤーやブラケットに繊維が絡まりやすく、歯磨きに時間がかかる | ほうれん草、小松菜、ニラ、ねぎ、もやし |
続く見出しで、実際に「避けた方がよかった」と感じたもの、逆に「意外と大丈夫だった」ものについても、実体験を踏まえて紹介していきます。
絶対に避けたい食べ物
1. ブラックコーヒーとカレー(着色に注意!)
ホワイトブラケットやホワイトワイヤーを使っている人が対象になります。
着色するのはワイヤー自体ではなく、ワイヤーやブラケットを固定している透明のゴムです。

透明なゴムは特に色が染み込みやすく、次のワイヤー交換まで黄ばんだままです。

意外と透明のブラケットは着色しません。ブラスチックだから着色しないのかもしれません。
私の場合、矯正を始めて1年半ほど経った頃から、針金で固定することが増えました。
その頃は着色を気にしなくても良くなったのですが、それまではブラックコーヒーとカレーは控えるようにしていました。
どうしても食べたいときは「ワイヤー交換日の前日 or 当日」がおすすめ!
2. 硬い食べ物(装置が壊れる)
せんべいなどの「硬くて大きい食べ物」は、噛んだときに装置に当たって壊れることがあります。
せんべいを歯で割ったときに、せんべいがブラケットに当たって壊れるということが多いです。
私も過去に、旅行中にせんべいを食べてブラケットが外れたことがあります。
壊れたまま旅行を続けると、口の中で違和感が残ることもあります。
旅行中は特に気をつけるべきです。
3. 繊維質の野菜(とにかく歯に絡まる)
キャベツの千切り、ほうれん草、もやしなどは要注意。
ワイヤーやブラケットに絡まりやすく、歯磨きが大変になります。
外食では歯磨き時間をあまり取れないことが多いですが、こういった野菜を食べるとフロス+フロススレッダー必須レベルの掃除が必要になります。
私は、家ではまだしも、外食時にはこうした野菜はできるだけ避けていました。
意外と食べても大丈夫だったもの
意外ですが、矯正中でも問題なかった食べ物もたくさんあります。以下に分類別で紹介します。
【硬い食べ物】ナッツ類はOK

矯正中は「硬い食べ物=装置が壊れる」というイメージがありますが、すべての硬いものがNGというわけではありません。私の経験上、ナッツ類(アーモンド、くるみ、ピーナッツなど)は問題なく食べられました。
その理由は、ナッツが小さくて軽いため、噛んだときに装置に直接当たりにくいからです。
装置が壊れやすいのは、大きくて硬い食べ物(例えばせんべい)を噛み砕くときに、ブラケットやワイヤーに強い力が加わる場合です。
一方で、ナッツは小さいので、装置に当たって壊れるということが殆どありません。
【着色しやすい食べ物】ケチャップ・カフェラテ系は問題なし

「着色が気になるから、色の濃い食べ物は避けたほうがいい」とよく言われます。
たしかに、ホワイトワイヤーやホワイトブラケットを固定している透明のゴムは、着色しやすいパーツです。特にブラックコーヒーやカレーのような濃い色の食品は、1回の食事でも目に見えて色がつくこともあります。
でも、すべての色の濃い食品がダメというわけではありません。
私自身の体験では、ケチャップやカフェラテ・ミルクティーなどは特に気にしなくても大丈夫でした。
たとえば、
- オムライスにたっぷりかかったケチャップ
- トマトソース煮込み
- ミルクをたっぷり入れたカフェラテやミルクティー
これらを食べたり飲んだりしても、装置のゴムが目に見えて着色したことはほとんどありません。
ケチャップに関しては、全く着色する気配なし。
カフェラテなどのミルク入りコーヒーは歯を磨けば、少し着色しても十分落ちるレベルです。ミルクの量にもよりますが、、、
もちろん、透明ゴムを使っている間は多少の注意は必要ですが、
「一切禁止!」と身構えるほどではないと感じています。
【粘り気のある食べ物】グミ・餅は意外と平気

粘り気のある食べ物は矯正装置にくっつくから避けたほうがいい」と言われることもありますが、実際に食べてみると意外と問題ないこともあります。
たとえばグミ。
グミは避けたほうが良いとネットで書いてあったのですが、何度食べても装置が壊れたり、外れたりしたことは一度もありません。
そして餅も同様。
お正月に実家でお雑煮や焼き餅を食べましたが、特に装置にくっついて困ったということはなかったです。
もちろん、粘度が高いので少し食べにくさはありましたし、喉に詰まらせないよう注意しながらゆっくり食べることは大切です。
粘り気のある食べ物は注意して食べること、そして、しっかりと歯磨きをすること、この2つを守っていれば気にする必要はないと思います。
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【絡まりやすい食べ物】基本どれも大丈夫(ただしケア必須)
繊維質の野菜などは、「食べられない」わけではなく、食後の掃除が面倒になるという点がネックです。
外食などで歯磨き時間が取れない場面では避けたほうが安心ですが、
家でゆっくり磨けるなら問題なく食べてOKです。
まとめ:避けるべきは「壊れる・染まる・掃除が大変」の3要素!
ワイヤー矯正中は、装置の着色・破損・清掃のしにくさといった理由から、食べるものを選ぶ必要があります。特に以下の3つには注意が必要です。
- 着色しやすい食べ物(ブラックコーヒー・カレーなど)
- 装置を壊すリスクのある硬い食べ物(せんべい・フランスパンなど)
- 歯に絡まりやすい繊維質の野菜(ほうれん草・キャベツなど)
とはいえ、全てを我慢する必要はありません。
食べるタイミング(ワイヤー交換前など)を工夫したり、なるべく小さめに切ったりすることで、リスクを減らして楽しめる食べ物もあります。
また、実際には「意外と大丈夫だった食べ物」も多くあります。
- ナッツ類は壊れにくい(ただし詰まりやすい)
- ケチャップやカフェラテ系の飲み物は着色しづらい
- グミや餅は意外と問題なし(ただし食べにくさはある)
大切なのは、「自分の装置の状態や予定に合わせて、無理のない範囲で食事を楽しむこと」です。
特に外食や旅行中は、歯磨き時間や清掃のしやすさも考慮して、トラブルを未然に防ぐ意識が大切になります。
無理に我慢してストレスを溜めるよりも、**「賢く選んで美味しく食べる」**ことを心がけて、矯正期間を快適に過ごしましょう!