※記事内にアフィリエイト広告が含まれる場合があります。
「ワイヤー矯正していると、フロスが通らない」
「歯ブラシしても、食べかすが残っちゃう…」
そんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
ワイヤー矯正ってめちゃくちゃ歯磨き大変ですよね…。私も毎日、食事をしては歯磨きして、の繰り返しです。
ワイヤー矯正をしていると、
- すぐに歯ブラシが汚くなる
- フロスが通らない
- 普通の口内炎より痛い
なんてこともあります。
この記事では、私がワイヤー矯正を約2年間している中で、「これは本当に助かった!」と感じた神アイテムを6つ紹介します。
矯正ライフを快適に乗り越えるための必需品を、実体験をもとに徹底解説します。ワイヤー矯正をしている人だけが必要になるアイテムもありますので、ぜひ参考にしてください。
ワイヤー矯正に必須のアイテム一覧
- 奇跡の歯ブラシor安い歯ブラシ★絶対必要!
- 歯間ブラシ★絶対必要!
- タフトブラシ★必要!
- フロス★絶対必要!
- フロススレッダー★絶対必要!
- 口内炎パッチ★必要!(最悪無くても)
1. 奇跡の歯ブラシ or 安い歯ブラシ|自分のスタイルに合わせて選ぼう

奇跡の歯ブラシ:一本で磨き残しを最小限に!
「奇跡の歯ブラシ」は、矯正中の人にとってまさに救世主のような存在です。先端が三角形になっていて、歯のくぼみや歯間の細かい部分にもピタッとフィット。特にワイヤー矯正中は段差やくぼみが増え、普通の歯ブラシではどうしても磨き残しが出やすくなります。

実際、私は1回では食べかすが残るので、2回歯磨きをしています。
この三角形の先端は、タフトブラシのように狙った部分を磨くのにも適していて、歯ブラシとタフトブラシの2本の役割を持っています。
少し値段は高めですが、効率よく・確実に汚れを落としたい方には本当におすすめです。



安い歯ブラシ:こまめに交換したい人はこちら
一方で、私は普段は100円〜200円程度の安い歯ブラシをまとめ買いして使っています。
理由はシンプル、「すぐ汚れるから」。とにかく、食べかすが歯ブラシにたくさん詰まります!
ワイヤー矯正中はご飯を食べた直後にかなりの食べかすが矯正装置の周りに残りるので、歯ブラシがすぐに汚くなります。もちろん使えなくなるわけではありません。汚れが気にならない人は全然使い続けられます。
私は、1ヶ月に1回くらいのペースで惜しみなく交換できる安い歯ブラシを選んでいます。
「とにかくこまめに交換したい」「コスパ重視で清潔感を保ちたい」という方には、安価な歯ブラシの方が合っているかもしれません。

持ち運び用の歯ブラシは他の人の目にも入る可能性があるので、安い歯ブラシを定期的に交換するのが良いかもしれません。
キャンプがついているので持ち運び用にもおすすめです。
もっと安いのが良いという方は、ドラックストアに売ってる100円くらいの歯ブラシでもいいと思います。
▶ 結論:どちらが正解ではなく、どちらが自分に合っているか
矯正中はどうしてもケアに手間がかかります。自分のスタイルに合わせて選びましょう!
・「楽さ」、「磨き力」「手間の少なさ」を求めるなら→奇跡の歯ブラシ
・「コスパ」「衛生面」を求めるなら→安い歯ブラシ
個人的には家では奇跡の歯ブラシを使って、磨き力や楽さを重視。外では周りの目もあるので、衛生面を重視して安い歯ブラシを使い、こまめに交換するというのがおすすめです。
2. 歯間ブラシ|装置のスキマに詰まった“あれ”を取る救世主

歯間ブラシはワイヤー矯正中の必須アイテムです。
私が毎日歯間ブラシを使う理由は主に2つあります。
✅ 理由①:装置の裏側を掃除する(食べかすが詰まっていなくても)
歯医者に定期検診を受けた際も、歯間ブラシを使って、一つ一つ隙間に対して下記のように歯間ブラシを通すことをおすすめされました。

食べかすがつなっていなくても、すべての隙間に歯間ブラシを通すことで、汚れやぬめりを取ることができます。
✅ 理由②:装置の裏側に挟まった食べかすを取るため
装置の裏、つまりブラケットやワイヤーの内側にご飯粒などの食べかすがよく挟まります。歯ブラシでも一応取れなくはないですが、そのままゴシゴシ磨くと…
- 歯ブラシの毛先に食べかすが詰まり、すぐに汚れてしまう
- 無理にかき出そうとして歯ブラシの先端がすぐヘタる
こんなことが頻発します。
だからこそ、事前に歯間ブラシで食べかすを取り除いておくと、歯ブラシも長持ちするし、清潔さも保てて一石二鳥です。
また、バネやゴムがある関係で歯ブラシでは取れないこともあります。↓

「見えない場所だからこそ、ちゃんとケアしたい」
そんな方には絶対に欠かせないアイテムです。
どのサイズを使うべき?
歯間ブラシにはS・M・Lなどのサイズがありますが、矯正中は少し太めがおすすめ。細すぎると全然装置に当たらず、隙間ができてしまい、磨く回数が増えます。その点、太めだとフィットするので、少ない磨く回数が減ります。
私が使っているのは下記↓
3. タフトブラシ|装置裏の歯周ポケットやブラケット周りを掃除

タフトブラシは、毛先が小さく尖った一束だけのミニ歯ブラシです。見た目は地味ですが、ワイヤー矯正中には欠かせない神アイテムのひとつ。
※タフトブラシは歯ブラシほど交換しないので、あまり大量に買わないほうが良いです。
歯ブラシでも歯間ブラシでも届かない場所に
矯正装置がついていると、歯ブラシでは届かない「装置の裏側の歯周ポケット」や「奥歯の裏」、「歯と歯茎の境目のくぼみ」などがとにかく磨きにくい。歯間ブラシは“詰まったものを取る”、”面で磨く”のに適していますが、”点で磨く”という目的ではタフトブラシが最適です。
私は矯正期間中に虫歯が1回できました。場所は装置の裏の歯間の部分でした。歯ブラシでは届いておらず、虫歯ができてしまいました。そういったところをピンポイントで磨けるので、タフトブラシは便利です。
・歯周ポケット(特に装置の裏側)
・ブラケットの周り
・抜歯してできた隙間(歯間ブラシだとスペースが大きくて磨きづらい)

力技でも使える
さらに、歯間ブラシで取れなかった頑固な詰まりを“力技”でかき出すときにも活躍。タフトブラシは毛がしっかりしているものが多く、歯間ブラシでは取れないくらいしっかり挟まっているものは、タフトブラシで落とせます。
4. デンタルフロス|フロスを使わない人の口は60%しかキレイになっていない!?

矯正をしていても、していなくても、デンタルフロスは絶対に使うべきアイテムです。
理由は大きく2つあります。
- 歯間に挟まった食べかすはフロスでしか取れない
- フロスをしないと口が臭くなる。
歯間に挟まった食べかすはフロスでしか取れない
基本的に歯間に挟まった食べかすはフロスでしか取れません。歯間ブラシはそもそも歯間に入りませんし、タフトブラシでも歯間には入りません。
特に繊維のある野菜を食べると奥歯に繊維が挟まります。こればかりはフロスを使わないで取ることはできません。
また、フロスをしてみるとわかるのですが、挟まっていないと思っていても、フロスをすると食べかすが出てくるということはよくあります。
フロスをしないと、食べかすが詰まっているかどうかも分からないので、フロスは必ずしないといけません。
フロスをしないと口が臭くなる
ちょっとリアルな話をします。
1週間フロスしないと口臭くなります。
ワイヤー矯正をしている、していないにかかわらずです!
フロスをしないと口が臭くなるのは、歯磨きだけでは口の中の約60%しかキレイにならないからです。
なぜ60%しか磨けないのか?
歯を1本ずつ立方体の「ブロック」だと考えてみてください。
歯には5つの面があります:
- 表側(唇に向いた面)
- 裏側(舌に向いた面)
- 噛む面(上面)
- 両サイドの面(隣の歯との接触面 ×2)
このうち、歯ブラシで磨けるのは「表・裏・噛む面」の3面だけ(5分の3)。
残りの**歯と歯の間(2面)**は歯ブラシの毛先が届きません。つまり…
歯磨きだけでは、全体の60%(5分の3)しか清掃できていないということ。
この磨けていない40%に汚れがたまっていくと、細菌が繁殖し、強烈な口臭の原因になります。
「フロス面倒だな」と思っている人ほど、一度試してみてください。
1週間ぶりに使ってフロスの臭いを嗅ぐと、その効果と必要性がハッキリわかります。
5. フロススレッダー(ワイヤー矯正の人は絶対に必須)

ワイヤー矯正をしている人にとって、デンタルフロスの使用はとても重要ですが、問題があります。
それは――ワイヤーが邪魔でフロスが通らない!

その悩みを解決するのが、この**フロススレッダー(糸通し)**です。これは、針に糸を通すときに使う「糸通し」と同じようなもので、フロスをワイヤーの下に通すための専用ツールです。
ワイヤー矯正中はフロスを通すのが”ほぼ不可能”
私も最初、「なんとかフロスだけでいけるんじゃないか?」と思って挑戦しましたが――全然通らない!時間もかかる!
フロスをするなら絶対にフロススレッダーが必要です。

フロスを買うなら、必ずフロススレッダーも必要になります。
6. 口内炎パッチ(ワイヤー矯正の人には必須アイテム)

ワイヤー矯正中に最も悩まされるのが“口内炎”です。
私自身、一度に3つ口内炎ができることも珍しくありませんでした。ワイヤー矯正生活の中で何十個と口内炎ができました。
ブラケットが口の内側に当たって擦れたり、ワイヤーの先が刺さったりして、絶え間なく小さな傷ができるため、口内炎はもはや“常連客”のような存在になります。
そんな私が口内炎対策として使っているのが口内炎パッチです。
ワイヤー矯正中の口内炎はさらに痛い!
ワイヤー矯正中の口内炎と、ワイヤー矯正していない人の口内炎の痛みは違います。もちろん、染みるときの痛みは同じです。
では何が違うのか…
ワイヤー矯正をしている人は、
口内炎が装置に当たる痛みがあります!
しかもこれがけっこう痛いです。
矯正をしていない人が口内炎ができた場合、口内炎を触らないようにしていれば問題ありません。食事で染みるのさえ気をつけていれば問題ありません。
しかし、ワイヤー矯正をしている人は、基本的に装置が当たる場所に口内炎ができますので、ずっと装置が口内炎に当たり続けることになります。笑ったり、話したり、口を動かすたびに口内炎と装置が擦れて、痛みが来ます。
これがけっこうしんどいです。
ワイヤー矯正中にできる口内炎は、食事の時だけでなく、常に痛みが襲ってきます。だからこそ、口内炎対策が重要なんです!
痛くなる前に使うのがポイント!
口内炎パッチの最大のコツは、「まだ痛くなる前の、できたばかりのタイミングで使うこと」。
たとえば、
- 唇を噛んでしまった
- ワイヤーが当たって少し赤くなってきた
そんな**“まだ痛みはないけど違和感がある”段階で貼るのが理想**です。
早い段階でパッチを貼ると、そのまま治ってしまうことも多く、痛みを感じずに済むことも多いです。
痛くなってからでも効果あり。ただし…
もちろん、大きく育ってしまった口内炎に貼っても、早く治る効果はあります。
ただし、口内炎が大きくなってからだと痛みは普段と同じくらい痛みはあります。
それでも、
- 飲食時の刺激を和らげる
- 治癒スピードを早める
というメリットは大きいです。
まとめ:これがないと乗り越えられなかった!矯正中の神アイテム6選
ワイヤー矯正中は、見た目以上に日々の手入れや痛み対策が大変です。今回ご紹介した6つのアイテムは、すべて私が実際に使って「これは手放せない!」と感じたものばかりです。
- 歯ブラシは、磨きやすさ重視なら「奇跡の歯ブラシ」、コスパ重視なら安価なものを頻繁に交換
- 歯間ブラシで装置裏の詰まりを取り、ブラシの寿命も延ばす
- タフトブラシは磨き残しの徹底対策に
- デンタルフロスはニオイ対策に必須(60%しか磨けていないという事実)
- フロススレッダーはワイヤー矯正のフロス習慣の救世主
- 口内炎パッチは、痛みを「出る前」に防ぐ賢い対策
これらを使うことで、日々のストレスがかなり軽減されます。
特に初心者の方ほど、最初から正しいケア習慣を身につけると、矯正中のQOL(生活の質)が格段に上がります。
私のようにいろいろ試してたどり着くより、最初からこういったアイテムを揃えておくと安心ですよ!