【矯正って痛い?】痛みの原因・期間・乗り越え方を経験者が解説!

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「矯正って、やっぱり痛いのかな…?」
これは私自身、矯正を始める前に一番不安だったことです。

実際にワイヤー矯正を1年10ヶ月続けてきた経験から言うと、**痛みは確かにあるけれど“乗り越えられる痛み**でした。

歯列矯正で特に痛いのは、

ワイヤー交換してから1週間かつ食事のときです。

ワイヤー交換後でも食事以外のときは、圧迫感はあるものの、「我慢出来ないほど痛い」というほどではありません。

この記事では、こんな内容を解説します
  • 痛みはいつ始まり、どのくらい続くのか
  • 食事への影響
  • 私が実際にやって効果があった対策
  • 痛みを感じた場面・感じなかった場面

矯正を検討中の方や、これから装置をつける方の不安が少しでも軽くなれば嬉しいです。

痛みはいつから?どんな感じ?

痛みが一番強く出るのは、ワイヤー交換後の1週間でした。
特に交換後3日目までがピークで、その後は徐々に落ち着いていきます。

ただし、半年くらい経つと、4日目くらいから痛みを感じない日も増えてきます

痛みの種類と場所

  • 噛むと「ズキンッ」と響く痛み
  • 奥歯は比較的痛くなく、前歯の方が強く痛む(理由:奥歯はあまり動かないため)
  • じんわり締めつけられるような、歯全体にかかる鈍い痛み

どのくらいの期間痛いの?

【初回装着時】

初回は1週間まるごと痛いというのが正直なところです。
私の場合は、上→下の順に1週間ずらして装着したため、最初の1ヶ月の半分以上が痛みとの闘いでした。

【毎回のワイヤー調整後】

  • 最初の数ヶ月:痛みは約1週間
  • 半年ほど経過:3日目を過ぎるとだいぶ楽に。4日目には普通に食事可能
  • 1年以降:歯の動きが穏やかになるため、2日ほどで収まることも交換後すぐでも食事可能。

※ただし、先生の調整が強めのときは、1年経過後でも3〜4日痛むことがあります(でもご飯は普通に食べられるレベル)。

矯正中、痛みを感じるのはどんなとき?

ワイヤー交換後の数日間(特に初期)

噛むと痛く、最初の頃は「これが毎月続くのか…」と本気で不安になったことも。実際はだんだん痛くなくなってくる。(歯並びが整ってきて、歯の動く量が少なくなるため)

バネやゴムが歯茎・頬に食い込むとき

歯を動かすためのバネやゴムが、歯茎に刺さったり、頬を擦ったりして痛みが出ることもあります。

口内炎ができたとき

器具が口の中に触れることで口内炎ができやすくなります。また、普通の口内炎とは一味違って、口内炎に常に矯正器具が当たるので、より一層痛いです。

※別記事で口内炎対策を詳しく紹介予定

逆に「痛そう」と思ってたけど痛くなかったこと

抜歯

2本の抜歯を経験しましたが、麻酔がしっかり効くので無痛です。

抜歯は1本あたり10秒ほどであっという間に抜き終わりました。親知らずのように腫れることもありませんでした。

抜歯後の穴に薬を詰めますかと言われますが、断りましょう。その薬の効果は、抜歯後の穴が少し早く治るだけです。私はその場の流れで詰めてしまったのですが、1つ5000円するので、2箇所で1万円もかかりました。

アンカースクリュー(ネジのような装置)

ネジを埋め込むと聞いてビビりましたが、あっという間に終わり、痛みも違和感も特になしでした。強いて言うなら、ネジを打ち込むとき圧迫感があり、ネジが入っていってる感じはありました。

私は2箇所アンカースクリューを打ちましたが、1つは外れてしまい、もう一度打ち直しました。それもまた外れて、今は1つだけついている状態です。

ワイヤー交換から1週間後

歯列矯正を始めたばかりだと、この痛みがずっと続くのかな?なんて思うかもしれませんが、そんな事はありません。

1週間を過ぎると「もう痛くないかも」と感じるようになり、日常生活に支障もなくなります。
食事も普通に取れるようになります。

痛みで困ったこと【体験談】

とにかく困ったのは食事特に硬いものが噛めないことが最大のストレスでした。

一番印象に残っているのが、矯正から1年経っていない頃、ワイヤー交換後2〜3日目に食べた「タレカツ丼」です。
カツが硬すぎて、前歯で噛み切れず、涙目になりながら食べました

結局、カツを口に詰め込んで、奥歯で少しずつ噛み砕いて食べたという…今となっては笑える(けどしんどい)エピソードです。

歯が痛い時に食事の選択をミスすると、地獄が待っていますので、気をつけるようにしましょう。

痛みの乗り越え方・対処法

基本は「時間が解決する」

矯正の痛みは一時的なものです。
我慢、というと身も蓋もないですが…本当に慣れます!

我慢できなければ、痛み止めを飲むという方法もありますが、筆者は一度も痛み止めを飲んだことはありませんし、飲みたいと思うようなことも殆どありませんでした。

食事は柔らかく&工夫

先程も述べたように、矯正中、歯が痛いときは食事選択をミスらないことが重要です。

以下は、私が歯が痛い時に食べるようにしていたものです。

  • うどん、おにぎり、牛丼、ゼリー類など

うどんや米などが柔らかくてお腹も満たせるのではないかと思います。パンも柔らかいですが、食パンの耳は意外と硬いので注意が必要です。

よくある疑問Q&A

Q. 矯正の痛みってずっと続くの?

→ **いいえ。最初の数日〜1週間だけがピークです。**それ以降はどんどん慣れていきます。

Q. マウスピース矯正なら痛くない?

どちらも痛みはあります。
マウスピースは交換直後、ワイヤー矯正は調整後に痛みが出やすいです。

Q. 痛くて話せないことはある?

→ よほどのことがない限り、話せなくなることはありません。
ただし、口内炎があると、話したくないと感じることはあります。

Q. 痛みで学校や仕事を休む必要ある?

基本的には休む必要なし。会話に関しては痛みはあまり関係ないです。

Q. 痛みをやわらげる方法はある?

→ 鎮痛剤(ロキソニンなど)が有効ですが、そこまでするほど痛いことはあまりない。食事をしなければ、基本的には必要ありません。食事は工夫が必要です。

\おすすめ/ 痛みが少ない矯正法を検討するなら…

もし「できるだけ目立たず、痛みが少ない矯正をしたい」と感じているなら、
マウスピース矯正という選択肢もアリです。

矯正相談はなるべくたくさん言って比較することが重要ですなぜなら、医師によって意見が違うからです。

私自身、マウスピース矯正できるという医者にもできないという医者にも会いました。(筆者は矯正相談を6,7件回りました。)比較することでどっちが正しいのかある程度判断できるようになりますので、とりあえず相談にだけ行って、情報集めをするのはアリだと思います。

👉 無料で相談してみる(Oh my teeth 公式)

まとめ:痛みはあるけど、乗り越えられる!

矯正の痛みは最初の壁。でも、ずっと続くわけではありません。

  • 最初の1週間を乗り越えれば平気になる
  • 1年もすれば、全然我慢できるレベルの痛みしかない。
  • 痛み=歯がちゃんと動いている証拠
  • 「やってよかった」と思える日が必ず来ます

矯正を迷っているあなたの背中を、少しでも押せたら嬉しいです。