【2025年版】歯列矯正の種類と違いを徹底解説!筆者の体験談や正直な印象も解説

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歯並びを整えたいと思っても、どの矯正方法を選べばよいのか迷ってしまいますよね。
現在では「表側矯正」や「裏側矯正」、さらに「マウスピース矯正」など、さまざまな選択肢が登場しています。

この記事では、それぞれの矯正方法の特徴・費用・メリット・デメリットをわかりやすく解説し、あなたに合った矯正方法の選び方まで紹介します。

筆者
筆者

ちなみに筆者は表側ワイヤー矯正をしています。

表側矯正(ワイヤー矯正)とは?

もっとも一般的な矯正方法で、歯の表側にブラケットとワイヤーを装着して歯を動かします。

メリット

  • 効果が高く確実性がある
  • 比較的安価(約60万〜100万円)
  • 挫折しない

デメリット

  • 見た目が目立つ
  • 食事や歯磨きがしにくい
筆者の主観強めな表側矯正の懸念点

様々な矯正方法の中で一番矯正器具が目立つ矯正方法になります。また、食事後は矯正器具に挟まったり絡まったりで、食事後の歯磨きが必須になります。

見た目を気にする人にとっては、一番つらい矯正方法かもしれません。


裏側矯正(リンガル矯正)とは?

歯の裏側にブラケットをつけるため、見た目にほとんど影響がない矯正方法です。

メリット

  • 見た目にほぼ影響がない
  • 接客業・芸能関係の人に人気

デメリット

  • 費用が高い(100万〜150万円程度)
  • 技術的に難しく、対応する医院が限られる
  • 装置が舌に当たって違和感が強い
筆者の主観強めな裏側矯正の懸念点

とにかく舌に違和感が出る矯正方法です。

多くの人は歯を内側に寄せていくことになります。そうなるとどんどん舌のスペースが圧迫されますし、舌癖トレーニングもしないといけないので、舌へのストレスがかかる矯正方法です。

マウスピース矯正とは?

透明の取り外し可能なマウスピースを使って歯を少しずつ動かす矯正法です。

メリット

  • 見た目が自然で気づかれにくい
  • 食事や歯磨きがしやすい
  • 痛みが少なめ
  • 比較的安価(20〜60万円前後)

デメリット

  • 1日20時間以上の装着が必要
  • サボると効果が出にくい
  • 難症例には不向き
筆者の主観強めなマウスピース矯正の懸念点

マウスピース矯正はつけ忘れつけなくなってしまうというデメリットがあります。マウスピース矯正をしている知人がいましたが、全然つけていませんでした。

どうしても外したいという場面で外せてしまうからこそ、自己管理能力が求められる矯正方法になります。

部分矯正とは?

前歯など気になる部分だけを動かす矯正方法です。

メリット

  • 数ヶ月〜半年で終わることもある
  • 費用が比較的安い(10〜40万円)

デメリット

  • 対応できる症例が限られる
  • 見た目の改善に特化、噛み合わせなどは治らない
筆者の主観強めな部分矯正の懸念点

基本的に部分矯正の対象になる人は矯正しなくても十分綺麗に見えるくらいの歯並びをしています。「一部の歯に限定したプチ矯正」=部分矯正くらいの感覚で良いと思います。

部分矯正の対象にはならないと考えておいたほうがいいです。

矯正方法の比較一覧表

矯正方法費用目安目立ちにくさ適応範囲メリットデメリット
表側矯正60〜100万円
(筆者:90万円)
✕(目立つ)幅広く対応効果が高い見た目・ケアのしにくさ
裏側矯正100〜150万円◎(見えない)幅広く対応見た目が◎高額・違和感大
マウスピース矯正20〜60万円◎(透明)軽〜中程度清潔・痛み少装着時間の管理が必要
部分矯正10〜40万円◯(装置小さい)限定的費用・期間が短い噛み合わせ改善は難しい

一般的な自分に合った矯正方法を選ぶポイント

  • 見た目が気になる → マウスピース or 裏側矯正
  • 費用を抑えたい → 表側矯正 or 部分矯正
  • しっかり治したい → 表側 or 裏側矯正
  • 生活に支障を出したくない → マウスピース

それぞれのライフスタイルや優先順位で、合う矯正方法は変わります。

筆者の主観強めな矯正方法の選び方

1.基本的には→表側矯正にになる人が多い

  ↳目立たない矯正に力を入れている矯正医院もある(ホワイトブラケット+ホワイトワイヤー)※値段そのままのところも多い

2.歯並びがそこまで悪くない、目立たせたくない→マウスピース矯正

3.お金に余裕がある、目立たせたくない、マウスピース適用外→裏側矯正

失敗しないクリニックの選び方(筆者の経験から)

矯正を成功させるためには、「どのクリニックで矯正するか」が本当に大事です。

私自身、最初に相談に行った医院ではいまいち信用できず、最終的に5、6個のクリニックを比較してから決めました。医院によって説明の丁寧さや提案される治療法が全然違うんです。

以下のポイントを基準に、しっかり選ぶことをおすすめします。

✔ 矯正専門医 or 矯正認定医がいるか

→ 経験豊富な医師かどうかは非常に重要。矯正医にもランクみたいなものがあります。

実体験:
矯正医の中でも技術力が全然違います。私の通っている矯正医院(クリニック)は複数の矯正医がいるのですが、矯正医によって矯正の進みが全然違いました。なので、私は途中から理事長を指名してやってもらっています。

✔ カウンセリングが丁寧で親身か

→ 一方的に説明されるだけでなく、こちらの希望や悩みに耳を傾けてくれるか。

実体験:
ある医院では高圧的な院長もいました。こちらの希望をあまり聞いてくれなさそうな雰囲気でした。矯正中に不安なことはたくさん出てきます。相談や自分の要望をしっかりと聞いてくれる矯正医院を選ぶことがとても重要です。

また、InstagramやLINEなどのSNSで相談を受け付けてくれるクリニックだと気軽に質問しやすいのでおすすめです。

✔ 家から近いかどうか

→歯列矯正は定期的な通院が必要なうえに、矯正装置が外れたり痛みが出たりと、急なトラブルが起こることもあります。そういった時にすぐに通える距離にあるかどうかも、大切なポイントです。

実体験:

歯列矯正の通院は通常3週間〜1ヶ月に1回ですが、私の場合は歯ぎしりの影響で矯正装置が外れることがあり、月に3〜4回通院することもありました。
自宅からクリニックまでは片道約1時間、往復で2時間かかり、交通費も1回あたり約1,000円。
急なトラブルによる通院は1年間で10回以上にのぼり、時間的にも経済的にも想像以上に負担が大きかったです。

注目

大切なのは複数の矯正歯科に矯正相談に行くこと!

→矯正治療については、医師によって方針や判断が異なることがあります。
実際、私の場合も最初に相談に行ったクリニックでは「マウスピース矯正が可能」と言われましたが、他の数件では「できない」と言われました。
このように意見が分かれることもあるため、1回の相談だけで即決せず、複数のクリニックで話を聞くことをおすすめします。

よくある疑問(Q&A)

Q. 痛みが不安ですが、どの方法が楽ですか?
A. 一般的にマウスピース矯正の方が痛みは少ないとされています。

Q. どの矯正方法が一番早く終わりますか?
A. 症例によりますが、ワイヤー矯正のほうが動きは早いです。

Q. 歯列矯正は保険適用になる?
A. よっぽど歯並びが悪くない限りは、基本的にならないと思ったほうが良いです。

Q. 費用をなるべく安く済ませるなら、どの矯正方法がいいですか?
A. ワイヤー矯正かマウスピース矯正です。矯正方法よりも矯正医の腕で差が出ると思います。私の場合ですと、マウスピース矯正は100万円と言われました。歯並びが悪い人はワイヤー矯正もマウスピース矯正も同じくらいの値段だと思ったほうが良いです。また、そのくらいの症例だとマウスピース矯正ができないと言われることも多いです。

Q. 歯を抜かない矯正についてどう思いますか?
A.本当に抜かなくて良いのなら、抜かなくていいと思います。しかし、無理に抜かないで歯並びを整えるのは辞めたほうが良いと思います。抜歯は痛くないので、そこまで怖がる必要はありません。

まとめ

矯正方法にはさまざまな選択肢があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
自分のライフスタイルや悩みに合わせて、最適な方法を選ぶことがとても大切です。

基本はワイヤー矯正かマウスピース矯正になる可能性が高いです。

また料金も100万円前後を見積もっておきましょう。

そして矯正相談はとても大切です。必ず複数の矯正医の意見を聞き、信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。